結城優の本格パエリア
パエリア職人 結城優。
日本でもっともパエリアを愛していると豪語するパエリア職人です。
年に一度、これまで58回にわたり開催されてきたパエリアの世界コンクールがあります。
本場スペインで開催されるそのコンクールに、日本代表として3年連続出場。
2017年には、日本人初となる国際部門(外国人部門)優勝という快挙を成し遂げたのが
杉並にある小さなレストランanocado RESTAURANTE+(アノカド リストランテ)。
そこでオーナーシェフを務めるのが、異色の経歴を持つ料理人結城優さんです。
パエリアの魅力を、美味しさを日本全国に伝えたい。
世界が認めた結城さんの「バレンシアパエリア」と、お店情報についてをまとめました。
異色の経歴を持つパエリア職人
HOLAやまぐちスペインフィエスタ https://t.co/gY7D3STaNG pic.twitter.com/R3LNGYZq0S
— anocado (@anocado) 2018年11月26日
この方が、結城優さんです。(本名:川口 勇樹)
国際部門優勝、世界で評価されたパエリアを作る職人。
と聞くと、料理のエリート!って思ってしまいますが、
元々は技術系の大学を出てエンジニアの職に就いていたそうです。
そして、その後、、、なんとロックスターを夢見て静岡から上京Σ( ̄。 ̄ノ)ノ
当然、音楽だけで生活はしていけないので、アルバイトをするわけですがそのアルバイトが飲食業だったそうです。
高校時代からずっと飲食のアルバイトをしていたんですが、料理には本当に恵まれていて、最初から評価が高いんです。
どこの店に行ってもすぐに一番上くらいまで行って、時給も上がり、お客さんがついて。
母が料理上手で、いつも一緒に買い物に行き、作って食べていたので、自然と食材の目利きや味の感覚は身についていました。引用元:調子にのるべし。
その後、めきめきと頭角を現し店長まで登り詰めるが、ある時、昔に食べた「美味しくないパエリア」が蘇ってきます。
順調だった経歴を捨て、ゼロからのチャレンジを決めたそうです。
そこで出会った師匠からスペイン料理の奥深さを学び、本格的にスペイン料理の道に。
その後、2012年に現在のanocado RESTAURANTEを出すが、なかなか経営状態は上がらず。
(anocadoの前身は、高円寺の「その角曲がる」)
そこで新たにチャレンジしたのがパエリアの国際コンクール。
しかし、初めは全く結果が出ず試行錯誤を繰り返したそうです。
世界大会への切符を初めて手にした時も、結果を出す事ができず無念の帰国。
しかし、腐って諦める事なくさらに試行錯誤を繰り返し、
2017年、遂に日本人初の国際部門(外国人部門)優勝を成し遂げました。
ちなみに、結城さんのanocadoが優勝をしたパエリアの国際コンクールが、どれほどのコンクールかというと
【 国際パエリアコンクールとは? 】
スペインバレンシア州スエカ市で行われている、スペインではとても有名な歴史あるコンクールです。
2014年よりスエカ市と協力協定を結び、「スエカ国際パエリアコンクール Concurs Internacional Paella Valenciana de Sueca」として国際料理コンクールの主催企業と協力協定を結び、現在では日本を始め様々な国で予選を開催しています。
予選を勝ち抜いたファイナリスト達が毎年9月の第2日曜日にパエリア発祥の地バレンシア州スエカ市に集結し、パエリアの世界一を目指して競い合います。
1,000年の伝統「バレンシアパエリア」
まず、気になるのは、パエリアはパエリアでも、「バレンシアパエリア」とは一体?
そもそもパエリアとは、スペインのバレンシア地方の郷土料理。
なんとその起源は西暦900年ごろらしい。
1,000年以上も受け継がれてきたいう恐ろしく伝統のある料理。
バレンシアという地域は米どころだそうです。
スペインのバレンシアが米どころ…
米といえば日本!田舎の農家さんが田植えをして、稲刈りして精魂込めて。
そんなイメージがあるので、意外です。
とはいえ日本のような米ではなく、バレンシア米と言われるパエリアに適したお米だそうです。
そして、気になる「バレンシアパエリア」とは、
うさぎ肉、鶏肉、ガラフォン豆、モロッコいんげん、トマト、
に加えて、カタツムリやアーティチョークを入れたり、入れなかったりするパエリアだそうです。
【 パエリアバレンシアーナ[Paella Valenciana ] とは? 】
スペインの米どころバレンシアで誕生し、パエリアの元祖と言われるレシピです。
パエリアバレンシアーナの材料はとてもシンプル。
鶏肉・ウサギ肉・豆類・ニンニク・トマトなどの伝統レシピの食材を使い、パエリア鍋の中だけで全ての調理を行います。
日本では、”パエリア=魚介”のイメージが浸透していますが、スペインでは魚介と並ぶ定番のパエリアです。またスペインでは“パエリアは男の料理”!!
特にパエリア発祥の地であるバレンシア州では、このパエリアバレンシアーナを家族代々父から子へ受け継がれ作り続けられいます。
日曜日のお昼になると、各家庭の庭で父と息子がパエリアを作り家族や友人を招いて大鍋パエリアを囲んだランチが始まります!
そんなパエリアバレンシアーナはバレンシアの人々にとって日常の料理であり、家族を繋ぐなくてはならない料理なんです。
ええっ?魚介一つもないの?
と、本場を知らない人なら思いますよね…なんだか地味なパエリア…って
ところが、このシンプルに思えるパエリアが、実に奥が深いという事。
薪炊きのバレンシアパエリア https://t.co/DZPCyNDbZ1 pic.twitter.com/oFfMxPX7SQ
— anocado (@anocado) 2018年1月20日
日本のお米と違い、水の吸収力の高い乾燥気味なお米。
そして「バレンシアパエリア」は出汁を一切使わずに、
素材が持つ水分と旨味をひきだしながら調理をしていくという、とても奥が深い料理だという事です。
「美味しさ」を付け足していくのではなく、素材ひとつひとつの美味しさを引き出し、深い旨味を出していく。
「シンプルなものほど難しい」。
それを世界で競っての優勝ですので、本当にすごい事ですよね。
結城さんのパエリア、anocadoの評判は?
では、実際に結城さんがオーナーシェフを務めるanocado(アノカド)の評判は?
という事で、anocado(アノカド)の口コミ評価を調べてみました。
anocado(アノカド)はパエリア専門というわけではなく、パエリアをはじめとするスペイン料理のお店です。
まずは、SNSに投稿されているanocado(アノカド)の料理を…これが、どれも美味しそうなんです!
今日の街ステは、東京の高円寺界隈にあるスペイン料理のお店【anocado(アノカド)】さんのご紹介!
朝妻さん、今日は絶品のパエリアを食しながらグイッと!~……と思いきや、「一見さんはパエリアを注文できない」という仕打ち(^^;
いや、これでこそ朝妻回か!?(笑 #voice1242 pic.twitter.com/RtZrE0K0Mt— まこりー (@makolee29) 2017年11月13日
タパスコンクール、今のところまだ5〜6位くらい!!
1位じゃなきゃ!!!
負けず嫌いの私たち!!!まだまだ粘りますψ(`∇´)ψ#アノカド#初夏アナゴのピンチョ pic.twitter.com/q1fHBuiHmQ
— anocado (@anocado) 2016年6月27日
う〜ん、美味しそう!!!
ではでは、実際に投稿されている口コミもみてみましょう。
一品一品が美味しい。
また、料理ごとにいろんなソースと素材の組み合わせがバリエーションに富んでいて、どんどん次が食べたくなった!
パエリアも最高に美味しかった!引用元: Retty
ブレイク後も変わらぬ良いお店
再訪記。
ご存知の通り「国際パエリアコンクール3年連続出場」「Premi a la millor paella 2017 受賞」「2018パエリア日本代表」と実績を積み重ねた、本物の実力を持つお店です。今までに訪れた方々からすれば既知でしょうが、国際的な実績を得て実力が証明された、といったところでしょうか。
完全にブレイクしたお店と言って異論はないでしょう。ブレイク前の客との距離感は、ブレイクしたお店が抱える普遍的な問題です。
行きづらくなるのはもちろん、殺到すると料理の内容やお店のシステムが変更されるのはよくあることで、仕方のないことだと思います。
しかしこちらのお店は、確かに予約は以前よりも困難になりましたし、コースは基本的に決められた料理が出てきて単品注文はナシになりましたが、バル仕様の曜日を設けたり、一つの席に予約が入れば後を入れないようにして必要以上の混雑に制限をしたりなど、激変しない努力というか、客もお店もストレスにならないちょうどいい塩梅で落ち着いています。重ねた実績におごらない、極めて珍しい奇跡的なお店だと思います。料理の方は、美味しさも独創性もますますアップデートされ、食事を楽しむ要素しか提供されません。素晴らしい。この日はいわゆる医療用具であるメスをナイフ代わりに骨付きラム肉を堪能。きさくなお二人が会話でも楽しませてくれます。完璧!
引用元: 食べログ
行きつけのスペイン料理のお店です。パエリアもいいですが、アラカルトでタパスやそれに合うワインを選ぶのが個人的には好きです。生ハム・マスカルポーネ・無花果の王道に秋刀魚のマリネや三元豚のパテ、蒸し蛤とこれだけで満足してしまいました。
引用元: Retty
都内で、ゆるりと、絶品スペイン料理をいただくなら
1日限定数組、完全予約制、初回のコースは決まっている等…いろいろ制約がある、もしかしたら注文の多い料理店みたいな印象を受けるかもしれませんが、訪問してみたらそれがどんなに居心地がよく、お客様を大切にされているかお分かりになると思います。
オーナーシェフの並々ならぬスペイン料理への探究心、向上心、パエージャに対する真摯過ぎる向き合い方。
接客してくださる女性もとても感じがよく、二人のコンビの良さからも居心地の良さを感じられます。ただ美味しい‼︎と、言う以上のスパイスがつまったお店です。
まだ二回しか訪問していませんが、毎回次の予約を入れて帰ります。スペインレストランはいろいろまわりましたが、今のところアノカドさん以上に美味しいスペインレストランは見当たりません。
最近は、日本パエリアコンクールで見事日本一となり、世界大会に向けますます熱さを感じる素晴らしいお店だと思っています。引用元: 食べログ
都内で、ゆるりと、絶品スペイン料理をいただくなら
1日限定数組、完全予約制、初回のコースは決まっている等…いろいろ制約がある、もしかしたら注文の多い料理店みたいな印象を受けるかもしれませんが、訪問してみたらそれがどんなに居心地がよく、お客様を大切にされているかお分かりになると思います。
オーナーシェフの並々ならぬスペイン料理への探究心、向上心、パエージャに対する真摯過ぎる向き合い方。
接客してくださる女性もとても感じがよく、二人のコンビの良さからも居心地の良さを感じられます。ただ美味しい‼︎と、言う以上のスパイスがつまったお店です。
まだ二回しか訪問していませんが、毎回次の予約を入れて帰ります。スペインレストランはいろいろまわりましたが、今のところアノカドさん以上に美味しいスペインレストランは見当たりません。
最近は、日本パエリアコンクールで見事日本一となり、世界大会に向けますます熱さを感じる素晴らしいお店だと思っています。引用元: 食べログ
「世界が認めたパエリア」が代名詞ではありますが、パエリア以外の料理も軒並み口コミで高い評価なんです!
お店の雰囲気作りや接客にも評価が高い。
お店の大きくないのですが、「目の行き届く大きさ」にこだわっての事かもしれませんね。
ちなみに、ネットでanocado(アノカド)を調べると、巨大なパエリアがとにかくいっぱい出てきます。
これは結城さんが立ち上げた「PARTY PAELLA」という新事業で、大鍋パエリアのケータリングや実演ショーを行うサービスです。
杉並区内のスペイン料理店「アノカド」が国際パエリアコンクールで優勝 西日本凱旋ツアーも https://t.co/atqtlGChBv (高円寺経済新聞) pic.twitter.com/3aL1BI00NN
— 高円寺経済新聞 (@koenjikeizai) 2017年10月16日
美味しいパエリアを思う存分食べれそうです!
そういえば、有吉ゼミでギャル曽根ちゃん巨大パエリア食べてましたね。
…anocado(アノカド)とは全く関係ありません!
イベント出店なども積極的にやっていて、被災地へ炊き出しも行ったそうです。
銭湯
ゆ家 和ごころ 吉の湯近くにある
スペイン料理屋さん
アノカドさんに
大きいパエリヤの大会に優勝した方がいらっしゃるみたいで今ワンコインで
お持ち帰りのパエリヤ販売してるみたいで美味しそうなので買ってみました!流石によいお味でした今度は出来立てたべてみたいものです!!#高円寺 pic.twitter.com/IwwuDW9izW
— ゆ家 和ごころ 吉の湯 リラクゼーションよしのや (@ohuroyosinoyu) 2018年7月3日
結城さんのお店anocadoはどこにある?
最後は、結城さんのお店「anocado RESTAURANTE+(アノカドリストランテ)」のお店情報です。
anocado restaurante+(アノカド リストランテ)
住所 | 東京都杉並区成田東1-50-7-102 |
TEL | 03-6383-2183 |
席数 | 13席 カウンター 5席 ・テーブル 2卓 |
個室 | なし |
駐車場 | なし 近隣にコインパーキングあり |
お店は完全予約制となっています。チャージ料も含め、公式HPで必ずご確認ください。
→anocado restaurante+公式HP
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テレビ朝日「ごはんジャパン」出演|#184 滑川市 ホタルイカ
日本テレビ「news zero」出演|気になる新感覚アンコウグルメ特集
フジテレビ「One Hour Sense」出演|
TBS「王様のブランチ」出演|ごはんクラブ「ナンバーワングルメ特集」
TBS「新チューボーですよ」出演|街の巨匠(パエリアの巨匠)
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