
平成31年硬貨の価値とは?
新元号「令和」が発表された直後の盛り上がりは凄まじいものがありました。
街頭で無料で配られている号外新聞がオークションやフリマに出品されていたり、メルカリが無料配布したTシャツなども転売ヤーの餌食になっていました。
そして、次のターゲットは、、、お金!硬貨です!
わずか5ヶ月間だけとなる平成31年。
様々なものに希少価値が出そうな予感がしますが、その最たるものが硬貨です。
なるほど!と、いま思った方は、もう遅いのです!
すでに平成31年硬貨は入手困難となっているのです。
平成31年硬貨 どこで入手できる?
「入手困難」と言いました。そうです、まだ入手は可能です。
購入が可能な平成31年硬貨とはこちら。
これが、平成31年の「貨幣セット」です。
この「貨幣セット」は昭和50年から毎年販売をされています。(昭和64年は未販売)
日本にはお金を作る造幣局が埼玉、大阪、広島の3ヶ所あり、「貨幣セット」は通常であれば通販で購入が可能です。
ただし、31年の「貨幣セット」は予想を大きく上回る販売数で、すでに通販を終了しています。
現時点で入手困難ということは、すでに額面以上の価値はでているということです。
しかし、まだ平成31年硬貨を入手できる方法はあります。
欲しい人はいらっしゃいますか?
一応ご紹介しておきます。
1.造幣さいたま博物館
「貨幣セット」の通販は終了していますが、
造幣局さいたま支局に併設の造幣さいたま博物館の土産物店でのみ店頭販売をしています。
ただし、「貨幣セット」を買い求める方で連日大賑わいだそうです。
「平成31年」のセットは人気が沸騰し、1人1セットのみで販売している。すでに終了した通信販売と1月下旬から開始した同館などの店頭販売では、当初予想していた販売数を大きく上回り、2月末には全国で35万個が売れた。販売期間は未定となっている。
日程を調整するなどして増産を急いでいるが、追いつかない状況が続く。同館では、午前9時の販売開始前から並ぶ人もおり、開店から1時間で当日分が完売してしまうこともある。引用元:THE SANKEI NEWS
「できるだけ対応していきたい」と造幣局は取材に答えていますが、いつまで販売があるかは…なんとも言えません
ただ、博物館としてもなかなか口コミ評価も良く、
「貨幣セット」はなくとも楽しめそうです!
平成31年のコインセットが欲しくなり訪問しましたが、残念ながら売切れでした。博物館の方はあまり期待してなかったがこれがなかなか。小判から金本位制時代の金貨などあり、コインに興味がある方は必見ですな。また勲章のレプリカは中々お目にかかれないと思います。それにしても記念硬貨がこれ程多いとはビックリ。近所にあり無料なのでまた訪れたいです。
引用元:トリップアドバイザー
都内から移転してきたと話題になっていましたので、さいたま新都心のコクーンに行くついでにいきました。工場見学が出来たり、昔のお金の歴史も見られておすすめです。。
引用元:じゃらん
造幣さいたま博物館
〒330-0835 埼玉県さいたま市大宮区北袋町1丁目190番地22
TEL.048-645-5899(平日)
TEL.048-645-5990(土日祝)
開館時間や駐車場などの詳細は公式サイトでご確認下さい。
→独立行政法人造幣局 公式HP
2.オークション、フリマ
もう、さすがです。転売ヤー!本っ当に抜け目がない。
昔は転売ヤーなんて!と嫌いでしたが、最近は呆れたというか、執念が…。
現在も続々と入札が入っておりました。
ちょっと高いお金を出してでも欲しい!
というかたは、オークションをのぞいてみてください。
3.一般流通を待つ
これがあるかどうかは定かではありませんが…
次章で平成31年の貨幣製造枚数(計画)を紹介しています。
つまり、平成31年硬貨をどれだけ作るか、という枚数です。
これが「1枚たりとも世の中に流通しない」ということはあり得ません。
いつかは普通のお買い物の中で、巡ってくる可能性はあります。
いつ巡ってくるか、巡ってこないか…わかりません!
定期的に財布の中をチェックしてみるようにしましょう。
100円?500円?31年硬貨で価値があるもの
「硬貨」と言っても、1円〜500円の6種類の硬貨があります。
どれも等しく価値が上がるわけではありません。
「より手に入りにくい硬貨」に価値が出るのは当然のことです。
そこで、平成31年貨幣の製造枚数計画を見てみましょう。
これは財務省が報道発表をしている正式な予定枚数です。
種類 | 枚数 |
---|---|
千円 | 300 |
五百円 | 207,000 |
百円 | 373,688 |
五十円 | 82,000 |
十円 | 275,000 |
五円 | 56,000 |
一円 | 1,000 |
計 | 994,988 |
と、これだけ見ても、5,000円と10,000円が無い。
というだけで、他の年よりも多いのか少ないのかが判断ができません。
そこで、過去2年間を遡って比較してみましょう。
種類 | 平成29年 | 平成30年 | 平成31年 |
---|---|---|---|
一万円 | 0 | 100 | 0 |
五千円 | 0 | 0 | 0 |
千円 | 2 | 449 | 300 |
五百円 | 420,000 | 239,000 | 207,000 |
百円 | 544,000 | 544,896 | 373,688 |
五十円 | 28,000 | 36,000 | 82,000 |
十円 | 125,000 | 290,000 | 275,000 |
五円 | 33,000 | 12,000 | 56,000 |
一円 | 480 | 448 | 1,000 |
計 | 1,150,482 | 1,122,893 | 994,988 |
ということで、う〜ん…微妙…どれも普通に、それなりに多い(^_^;)
しいて言えば、100円玉が少なめかな…と、数字上からは読み取れます。
ということで、もっとも希少価値が高いと思われるのは100円玉!だと思いわれます。
ただ、結局普通の硬貨っていうのは…大して価値は上がりません。
わずか1ヶ月しかなかった昭和64年の硬貨でさえ、5〜10倍ほどです。
断然価値があるのは、やはりエラーコインです。
こういうのです。
普通にはお目にかかれない、見事なエラー具合ですね!
普通の平成31年硬貨であれば、昭和64年並みに価値があがっても5〜10倍ほど…
それを高いとみるか、低いとみるかはその人次第。
平成31年硬貨を持っておいて大儲け!
ではなく、あくまでも記念に持っておくということだと思います。
記念にどうしても欲しい!というかたは、、、
造幣さいたま博物館で並んで購入。
オークション・フリマで購入。
または、気を長くもってお財布にやってくるのを待つ!ですね。