お祝いの四字熟語・名言・ことわざ
春といえば、入学や就職、新天地でのリスタートなど。
新たな環境や出発がたくさんある季節です。
新しく迎える仲間へ→ちょっとしたお祝いの言葉をかける
新し新天地で→これからの意気込みや挨拶をする
など、「新たな環境」では入る側も迎える側も
「ちょっとした挨拶」と「気の利いた言葉」が必要となる場面が多々あります。
そこで今回は「お祝いや新天地」に関する
四字熟語・名言・ことわざを「入学と仕事」に分けて40選ご紹介いたします。
もちろん、春以外でそういった場面もあったり
組織やチームを奮起させる言葉や励まし言葉が必要な時があります。
そういった場面で使える言葉もたくさんあります!
全て意味付きで解説していますので、
ぴったりと当てはまる言葉があればぜひご活用ください。
contents
入学のお祝いに関する言葉
ではまずは、入学のお祝いに関する言葉からです。
進学が決まり新たな学校へ、または進級でも使えるかと思います。
新たな始まりに向けた「四字熟語・名言・ことわざ」です。
- 文武両道(ぶんぶりょうどう)
学問と武術の両方の道。そのどちらにも優れていること。現代では勉学とスポーツを指す。
文武両道の用例
成績はトップクラス、スポーツでは全国大会出場と文武両道な先輩は、私の憧れの存在です。 - 叩けよさらば開かれん
積極的に行動をし努力をしていく人に道は拓けていくということ。新約聖書の言葉 - 一意専心(いちいせんしん)
他のことに心を動かされることなく、ただ1つのことに心を集中させること。
一意専心の用例
ここからは、一意専心、このプロジェクトに取り組んでまいります。 - 前程万里(ぜんていばんり)
これからの道のりが長く遠いこと。また、その人物の前途に大きな可能性が広がっていること。
前程万里の用例
前程万里の新入生の皆さんには、自分の夢を実現すべく頑張ってほしいと思う。 - 負けても終わりじゃない。でも、やめたら終わりだ。
第37代アメリカ大統領 リチャードニクソン - 雨だれ石を穿つあまだれいしをうがつ
たとえ小さな力であったとしても、諦めず根気よく続けていけばいつか成功することができるということ。
努力をしていくことの大切さを伝える言葉。すぐに成果が出ないことに悩む人を励ます時にも。
雨だれ石を穿つの用例
「雨だれ石を穿つ」という言葉のように、ひたすらに続けていくことが成功への唯一の近道です。 - 下学上達(かがくじょうたつ)
身近で初歩的なことから学び始め、次第に高度で深い道に通じること。進歩向上、上達していく事を意味します。「下学」とは初歩的なことを学ぶこと。仕事では、これまでよりも高い技術や、より深い知識の習得が必要になる場面が多くやってきます。それらを「どのように身につけていくか」という方向性を示す事に用いることが可能です。
下学上達の用例
焦ることなく、下学上達を心がけて技術習得をしてほしい。 - 一朝一夕(いっちょういっせき)
身近で初歩的なことから学び始め、次第に高度で深い道に通じること。進歩向上、上達していく事を意味します。「下学」とは初歩的なことを学ぶこと。仕事では、これまでよりも高い技術や、より深い知識の習得が必要になる場面が多くやってきます。それらを「どのように身につけていくか」という方向性を示す事に用いることが可能です。
一朝一夕の用例
この課題をクリアするには日々の努力が不可欠で、一朝一夕でどうにかできることではない。 - 少年よ大志を抱け
クラーク博士が教え子たちに言った言葉。「大きな志を持って世の中へでよ」という意味。 - 前途洋洋(ぜんとようよう)
未来の可能性が大きく広がり、将来が希望に満ち溢れていること。「洋洋」とは、水が一面に満ちている様子。
前途洋洋の用例
新入生の皆さんには前途洋洋たる明るい未来が広がっている。 - 自分の人生なのだから、よくするのも悪くするのも、原因は自分にあると考えてがんばるしかない。
ユニチャーム創業者 高原慶一郎 - 蛍雪之功(けいせつのこう)
苦労して勉学に励むこと、苦学した成果のこと。「蛍雪」とは蛍の光と雪灯り、「功」は成果の意味。
蛍雪之功の用例
学生時代の蛍雪之功があったからこそ、社会に出て成果をあげることができた。 - 習うより慣れろ
何事も人に教えてもらうよりも、自ら実際に体験、経験する方が身につくということ。
習うより慣れろの用例
職人の世界は「習うより慣れろ」。誰も教えてなどはくれない、先輩の技を見て、見よう見まねで覚えていくものだ。 - 円木警枕(けいせつのこう)
寝る間も惜しみ懸命に勉学に励むこと。「警枕」とは、眠り込まないための枕。
円木警枕の用例
円木警枕した学生時代のがんばりがあって、いまの自分がいる。 - 初志貫徹(しょしかんてつ)
はじめに心に抱いた望みや志を、最後までくじけず貫き通すこと。
初志貫徹の用例
美容師になるという小さい頃からの夢を初志貫徹し、今年、美容師の資格を取得した。 - 大きな声を出してニコニコと明るく元気にやって、ちょっぴり知性があれば、たいていのことはうまくいく。
アサヒビール元社長 樋口廣太郎 - 韋編三絶(いへんさんぜつ)
何度も繰り返し、熱心に本を読むことの。学問に熱心に取り組むことのたとえ。「韋編」は木の札や竹の札をなめし革のひもで綴った昔の書物。「三絶」は何度も断ち切れるという意味。
韋編三絶の用例
資格取得のために使った参考書は韋編三絶でボロボロにすり減ってしまった。 - 好きこそものの上手なれ
本当に好きなことはおのずと熱心に努力するので上達が早いということ。
好きこそものの上手なれの用例
好きこそものの上手なれという言葉があるが、チームで一番下手だった私がここまでこれたのはまさにそれだ。
「好きこそものの上手なれ」の反対には「下手の横好き」があります。 - 一日一字を学べば三百六十字
毎日怠ることなく勉学に励めば、それが積もり積もってたがて大きな成果となること。 - 石の上にも三年
冷たい石の上でも、そこに三年座っていれば温かくなる。たとえ辛い、苦しい状況でも辛抱をして努力すれば必ず報われるということ。辛抱することの大切さ。 - 待っているだけの人達にも何かが起こるかもしれないが、それは努力した人達の残り物だけである。
第16代アメリカ大統領 リンカーン
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仕事・ビジネスのお祝いに関する言葉
続いては、仕事・ビジネスのお祝いに関する言葉です。
就職、転勤、昇進など広く使える「四字熟語・名言・ことわざ」です。
- 前向きにもがき苦しむ経験は、すぐに結果に結びつかなくても、必ず自分の生きる力になっていく。
元プロ野球監督 落合博満 - 群雄割拠(ぐんゆうかっきょ)
多くの英雄たちが各拠点で勢力を張り、覇権を争い合っている事。
群雄割拠の用例
ビジネスでは大企業から中小企業まで群雄割拠している。 - 同じ釜の飯を食う
共に生活し、苦楽を共にした親しい仲のたとえ。 - 不撓不屈(ふとうふくつ)
どんな困難や苦労をも乗り越える強い意思とくじけないさま。
不撓不屈の用例
困難な局面こそ、不撓不屈の精神で一丸となり乗り越えていかなければいけない。 - 人間到る処青山有り
にんげんいたるところせいざんあり
人間は骨を埋める場所くらいはどこにでもある。故郷だけにこだわらず、外に出て大いに活躍せよということ。 - 仕事はあきらめてはいけない。最後の一押しが成否を決めるのだと、紙一重の差を私はそこで悟ったのだ。
リコー創業者 市村清 - 運否天賦(うんぷてんぷ)
運を天にまかせるということ。人の運命は天の定めによるということ。「運否」は幸運と不幸のこと。「賦」は授けて与えるということ。
運否天賦の用例
全員でやるべきこと、やれるものは全てやった。あとは運否天賦だ。 - 案ずるより生むが易い
事前にあれこれと思い悩むよりも、実際に起こる事はそれほど難しくないということ。 - 人事を尽くして天命を待つ
できる限るのことは全て行い、そのあとは運命に身を委ねる。 - 同じ物でも考え方一つ。やるやつはやるように考えるし、へこたれるやつはへこたれるほうへ考えてしまう。
東京電力元社長 松永安左エ門 - 粉骨砕身(ふんこつさいしん)
骨身惜しまず、全力を尽くして努力すること。また、自らを犠牲にして努力すること。「粉骨」は、力のかぎり骨を折って努力をすること。「砕身」は、身を砕くほどに苦労をすること。粉骨砕身の苦労と努力は、「誰かのために自分を犠牲にして」という意味合いが強くなっています。
粉骨砕身の用例
いつもこの会社のため、このチームのために粉骨砕身してきた。 - 好機逸すべからず
せっかく来たチャンスは決して逃さず、それを活かすように努力をしなさいという事。 - 人生がやりたいことと違う方向に向くことはよくある。
ソニー元社長 大賀典雄 - 千客万来(せんきゃくばんらい)
多くのお客さんが代わるがわる訪れ、絶え間がないこと。
千客万来の用例
勝負をかけた販促キャンペーンは千客万来の賑わいを見せた。 - ローマは一日にして成らず
大きな事業を成し遂げるためには、長期にわたる努力の積み重ねが必要であるということ。 - 千載一遇(せんざいいちぐう)
滅多に訪れない良い機会。千年に一度あるような好機。
千載一遇の用例
入社以来あたためてきた販促企画を実行できる千載一遇のチャンスがきた。 - 弘法は筆を選ばず
名人は道具を選ばないということ。「弘法」とは弘法大師の空海を指す。 - 大器晩成(たいきばんせい)
真に偉大な人物は、大成するのに長い時間を要し、遅れて頭角を現すということ。
大器晩成の用例
今はまだ頭角をあらわさずとも、大器晩成の彼は必ず会社に必要な人材となるだろう。 - 一簣之功(いっきのこう)
仕事をやり遂げる寸前の最後の努力のこと。「簣」は土を運ぶ竹かごを指し、一簣とは竹かごいっぱいの土のこと。山を作るのに、あと一盛りの土のところでやめてしまえば山が完成しない。せっかくの努力も最後までやらなければ無駄になってしまうということ。
一簣之功の用例
仕事のクオリティーは、一簣之功次第で大きく変わってくる。 - なにごとも粘り強くあきらめない。そうすれば道は開け、張り合いも出てくる。
三井物産元会長 八尋俊邦
お祝いに関する四字熟語・名言・ことわざ40選は、以上となります。
いかがでしたでしょうか?
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→偉人の名言|仕事を圧倒的な成功へと導く名言71
今回は入学とビジネスで分けて紹介をしましたが、どちらでも使えるものがたくさんあります。
その状況に応じて、うまくチョイスしてもらえれば良いと思います。
言葉とは不思議なもので本人は忘れていても
相手には座右の銘のように印象深く心に残ることもあります。
その人が困難な状況になった時に、支えになってくれる言葉。
そんな言葉をかけてあげられるとイイですね。